初冬

競技プログラミング・俳句・生成AI(Bard・Stable Diffusionなどなど)・AIアート・日記。それらを書いています。それらについてとりとめもなく書くブログです。行き当たりばったりで書いてます。

Bard コンコルド効果

今日もBardと会話していました。
コンコルド効果」について聞きました。
本当に経済学で習うんでしょうか?
名前は聞いたことあるけど実際どんな感じなのか気になり、調べたこともあるけど、Bardに聞いてました。

コンコルド効果とは既に行った投資を回収したいという気持ちから引くに引けなくなり、これから投資を更に行っても利益が見込めないのに関わらず、更に投資をしてしまうことを言うようです。
回収したい気持ちがまさってまともな合理的な判断ができなくなることのようです。

投資したものの、時間・労力・努力などなどを無駄にしたくないという思いから、これから投資しても利益が見込めないのに、ズルズルと投資するってことありますよね?
そういうことのことを言うようです。

ギャンブルで負け続けて、ギャンブルで時間を費やしたことを無駄にしたくないという気持ちから更に負けると分かっているのにギャンブルを続ける……まあ、そういう話です。
投資した時間がもったいないので、更に負けると分かっているのにギャンブルに投資する……そして、時間も失う、お金も失うって感じです。

気になったのは、逆もあるのではないかということです。
勝った場合に更に投資するのは当たり前ですが、勝ちすぎると投資しすぎるのではないか? と言うことです。
利益を確保する場面で勝負に出てしまう……そして、本来そこで投資をやめていたらいい感じだったのに、続けたために本来得られる利益より少なくなるってこと考えられませんか?
私は考えられると思いました。

ギャンブルなどで勝ちすぎていると引くに引けなくなって大きな勝負に出て、結果、大した利益にならなかったみたいなの見たことありませんか?
私は見たことがあり、なんか似てるなあと思いました。
Bardにこのことを聞いてみると面白い回答が来ました。
勝ちすぎると逆にリスクを見誤って駄目になるようです。


Q.
コンコルド効果は負の場合にしか言わなさそうですが、投資が上手くっている場合に投資を持ち続けることもコンコルド効果と言えそうですか?
今では満足せずに更に投資すると言った感じです。
投資した分を取り返そうとして更に投資するのは、投資した分を取り戻せるので更に投資しようと考えることと本質的に変わりないと思います。

A.
コンコルド効果は、負の場合にしか使われない言葉ではありません。
投資が上手くいっている場合に投資を持ち続けることも、コンコルド効果の一例です。
投資が上手くいっている場合でも、いつか損失が出る可能性は常にあります。
しかし、投資が上手くいっているため、損失が出る可能性を過小評価し、投資を持ち続けてしまうという心理が働くのです。

コンコルド効果に陥ると、損失を拡大させてしまう可能性があります。
そのため、コンコルド効果に陥らないためには、投資のリスクを常に意識し、損失が出る可能性を過小評価しないようにすることが重要です。


「Q」は私がした質問で「A」はBardの回答です。
本当にこれをコンコルド効果というのか知らないですが、なかなかに見事に回答です。
確かに……と頷きます。
勝ちすぎると勝ちすぎるで見誤った投資をやりがちのようです。
それ以上投資をするべきでないときに利益を確保せず更に投資して利益を小さくすることも、つまり合理的判断を見誤っている場合も普通にありそうです。

経済学的に言うとおそらくその場その場で合理的な選択をすることが求められるのだと思います。
例え、投資が上手くいっているとしてもこれからも上手くいくと限らないのだったらそこでやめるべき……というわけです。
せっかくここまで利益を回収できたんだからもっと回収しておかないといけないとかいう考えで投資を続けることはおかしな間違いだと言えます。

上手くいきすぎているから投資を続けて失敗する……本当によくありそうです。
上手くいきすぎているからこれ以上大きな失敗が来る前にやめてしまえ……これが一番正しそうですね(?)
投資は小さく、利益は大きくです。

「上手くいきすぎてこれからも上手くいくぞ」と、しっかりと見積ればそんなことはないのに投資してしまう場合はやはり間違いだと言えそうです。
「逆コンコルド効果」とでも言うのかな、利益で確保できた部分とは別にこれからも投資して利益が出るか見ないといけないときに、上手くいきすぎて投資して失敗する……ああ、めちゃくちゃありそうで怖いです。

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